[香港焦点] 移住の波で急増するペットの遺棄

移住の波が押し寄せる中、多くの香港人はペットと一緒に移住することを望んでいます。 しかし、その複雑な手続きや、ペットの年齢や健康状態などを理由になかなか実行されずにいます。 動物保護シェルターによると、ペットの遺棄が40%も急増しているとのことです。

移住の1か月前に、ペットの飼い主が保護シェルターに引き取りを依頼するのです。

ペットは新しい環境で不安に襲われ、重症な場合は食事を拒否することさえあります。 家庭のペットにとって、家から保護シェルターに送られることは、天国から地獄へ行くようなものです。

飼い主が保護シェルターにペットの引き取りを強要することは無責任であり、またシェルターが全てのペットを引き受けることも不可能です。 ペット引き取りの前に飼い主に考え直すようお願いしていますが、悲しいことに、考えなおしてくれる飼い主はわずか3%です。

世界愛犬連盟は、ペット遺棄の急増を危惧しており、ペット遺棄を防ぐための行動規範を推進するべきだと考えています。 ペットを飼うということは、そのペットの一生に責任を持つということです。

情報元:https://news.now.com/home/local/player?newsId=431530