中国焦点

中国の動物愛護ニュース

1.全人代の発表によると、2020年全人代主席団は審議のために農業農村委員会に13の立法案を含む合計24の代表案を提出予定でした。 中でも、動物虐待防止法(伴侶動物保護管理法)の施行にともなう法案が7案あり、全法案の3分の1を占めており、世論の高さがうかがえます。

著者メモ: 歴代の公開情報によると、2018年、全人代では農業農村委員会審議のために13の代表案が提出されましたがが、7つの立法案のうち、動物虐待防止のための法律策定に関する3案ありました。 2019年全人代の農業農村委員会で審議された代表案25案中の立法案は14案、そのうち動物虐待防止法(伴侶動物保護法)の策定に関する法案の3案が審議されました。 これらのことから、2020年に質的な飛躍が完了したとも言えます。 2021年の報告はまだ発表されておりませんが、期待できると思います。

2. 最近、華東師範大学の新しい取組が話題になっています。 華東師範大学の動物保護協会がキャンパス内の野良猫や野良犬を対象に「華東師範大学大小動物」という取組を開始しました。 このミニプログラムでは、野良猫や野良犬の名刺を作成し、給餌、病気対策、養子縁組、不妊治療など、あらゆることを実施します。 そして犬猫の譲渡を希望する場合は、それぞれのステータスによって譲渡を申し込むことができます。 野良動物を扱うことで学校の人間性に反映されます。 

著者メモ:華東師範大学の他にも、北京大学には「北京大学猫協会」、南京大学には「南京大学ペットの家」、深圳大学には「深圳大学動物保護プラットフォーム」、浙江大学には「浙江大学動物保護」など、国内の大学では動物に優しい取組をしています。

ネットユーザーからは、学校は知識を学ぶだけではなく、より良い人間になる方法を学ぶ場所でもあるとコメントが寄せられています。 愛情と責任の観点から、正しい行いをするために積極的に学生達を導く、これが大学のあるべき姿です。

WDA中国地域ディレクター

劉媛媛

2021年4月29日