「日本で犬食を禁止に!!」

犬食禁止をデモで訴える串田誠一議員(2022年12月24日-大阪)

世界愛犬連盟が日本の国会で犬猫の食用禁止活動を開始して4年が過ぎました。 犬猫の食用禁止の法制化を先導してくれる「アニマルウェルフェアを考える議員連盟」が設立されるなど、これまでに多くの議員の協力を得てきました。今日までの選挙で惜しくも落選された方もおります。2022年、動物愛護と犬猫食用禁止のみを訴えて、参議院議員として国会に復帰した串田誠一議員が愛護団体主催の犬肉禁止デモに積極的に参加しています。串田議員の衆議院時代の国会における犬猫食用禁止活動を振り返ります。

2019年11月26日、消費者特別委員会 日本が犬肉を輸入している実態、国内で犬肉を提供しているレストランがある事、 輸入先の犬が肉になる時の状況、犬肉食禁止の法律がある国などの確認をし、見解を 伺いました。 厚生労働省: 犬肉は食肉の一類型、食品衛生法における取扱いを遵守した上で、中心部まで十分に 加熱して食べる事で、食肉の安全は確保されているという風に考えている。 消費者庁: 日本で、輸入して食べられているという話しは、初めて知りました。犬肉を食べる事 をやめるというのであれば、わが国はそのことを禁止する法律を作るとか、そうい う具合にしていただかないと、なかなか規制ができないのではないかと思います。

2020年2月25日、予算委員会分科会 環境省 小泉大臣: ご指摘の、犬の肉を食べるという、初めて聞いたときは驚きましたし、自分自身とし て食べたいとは全く思いません。としつつも、食用についての所管は環境省ではない との見解を示した。

2020年4月2日、消費者特別委員会 犬猫の食用を禁止する所管がないことについて、全ての関係省庁が連携して犬猫の食 用を禁止する法改正へと進む必要性を訴えました。

2020年11月11日、農林水産委員会 農林水産省の見解: 食品衛生法上の取扱い上、安全性が確保されれば、日本でも流通、販売できるという ことになっていると承知している。 串田議員は、日本で犬肉を食べている事自体を知らない国民が非常に多いとしながらも、「日本で犬猫を虐待してはいけないという事は、自ら飼っている犬猫も虐待してはいけない、もちろん食べてはいけない。日本で殺して食べてはいけないという法律があるにもかかわらず、外国で殺した犬なら食べても良いとは、法律上の整合性が認められない。」と訴えました。

「動物愛護専門の議員として国会に復帰したからには、国内における犬猫食用禁止は勿論の事、犬猫食用禁止国際条約についてしっかりと議論をすすめていきたい。」と新年の抱負を語っています。 国会に大きな波を起こしましょう!