世界愛犬連盟、デンマークの国会議員と会談

1月4日、世界愛犬連盟(WDA)は、デンマークの国会議員スーザン・クロンボーグ氏と犬猫肉の世界的な禁止についてオンラインによる会談をとり行いました。

会談では、WDAがアジアの国における犬猫肉の食用状況や、創設者の玄陵が動物福祉の分野に携わるようになった経緯などを紹介しました。クロンボーグ議員は常に動物福祉の擁護者であり、東欧諸国からの犬の密輸を取り締まるために多くの活動をされてきました。それらの犬は、狭い檻の中で衛生状態も悪く、食べ物や水も与えられないなど、輸送中に虐待されることが多いのです。実際、アジアでは多くの犬が同様の虐待を受けた後、食用として屠殺されており、これには多くの人が心を痛めています。

また、WDAは2018年に米国で「犬猫食用禁止の明確な法制化」を成功させ、「犬猫食用禁止国際条約」を世界的に提唱するなど、ここ数年の実績を紹介しました。WDAの活動に感銘を示したクロンボーグ議員は、世界的な犬猫の食用禁止が早く実現することを望み、WDAへの支援を約束しました。

スーザン・クロンボーグ議員は社会自由党所属です。