WDA、犬猫食用禁止を求めドイツの議員と連携

2022年11月24日、世界愛犬連盟(WDA)の働きかけにより、ドイツの与党の一つである緑の党の連邦議会議員、ゾーイ・メイヤー氏が、WDAの創設者、玄陵が主導する「犬猫食用禁止国際条約」へのドイツの参加を強く支持するという宣言書に署名しました。

ドイツは、犬猫肉の食用問題で世界をリードしています。ドイツでは2010年に早くも「動物食品衛生条例」と「食品輸入条例」を制定し、犬猫の肉の製造、販売、輸入を禁止しています。「より多くの国が犬猫食の禁止に参加するよう、先駆的な役割を果たすべき」とメイヤー議員は言います。

 メイヤー議員は、ドイツが「犬猫食用禁止国際条約」を発効させ、「世界愛犬連盟」がこの条約を推進し、犬猫肉の食用をなくしつつ、動物福祉の問題を国際的なレベルに引き上げるための各国の合意を形成する活動を支援するよう呼びかけたのです。

27歳のゾーイ・メイヤー議員は、昨年の国会議員デビュー以来、緑の党、ひいてはドイツの政治界の新星となっています。  ゾーイ氏本人によると、彼女は次のステップに進むために、2人の重鎮の先輩議員にコンタクトを取る予定だそうです。

 2019年9月、世界愛犬連盟がワシントンDCで「犬猫食用禁止国際条約」を正式に提案して以来、アメリカ68人、イギリス67人、日本55人、さらにノルウェー議会、スウェーデン議会、欧州議会など数十人を含む世界各国の200人以上の国会議員の支持を得ています。

ドイツの門戸が開かれ、2月には、ドイツ国会で大規模なキャンペーンを行う予定もあり、現在のヨーロッパにおけるドイツの影響力を背景に、犬猫食用禁止国際条約の推進に新たな突破口を開くことになるでしょう。