英国議員、ベトナムの犬食禁止を求める

英国のウェイン・デイビッド議員はこのほど、イアン・フリュー駐ベトナム英国大使に、世界愛犬連盟(WDA)は、ベトナムに犬や猫の食用禁止の法制化を求めていることを伝え、WDAを支持する姿勢を強調しました。

 犬肉は、中国、韓国、ベトナムを筆頭に、多くのアジア諸国で悪しき習慣となっています。2022年、韓国の文在寅前大統領が関連部署に法制化を検討するよう指示しました。中国や韓国が健闘する一方で、ベトナム政府は「国際的なイメージを守るために提案を検討する」というのみで、何のアクションも起こしていません。こうしたことから、玄陵は2018年の経験を踏まえ、「動物保護大国」であるイギリスの国際的影響力をもって、ベトナムにおける「犬猫肉の明示的な禁止」を推進したいと考えています。

 WDAは、デイビッド氏が私達のために立ち上がり、関係者に直接要求を知らせていることに大変に嬉しく思っております。労働党出身のウェイン・デイビッド氏は、2001年に国会議員になって以来、20年にわたり動物の権利に関心を持ち、2020年に開催した犬猫食用禁止国際条約を支持するWDAの国会イベントに参加し、現在は超党派によるベトナム委員会の委員長を務めています。