2018年の今日: WDAから韓国政府へ20万署名を提出

2018年6月20日、 韓国の表蒼園(ピョ・チャンウォン)議員は、 犬猫の食用と屠殺禁止の動物保護法改正案を提出し、 20万人から共同の支持を受けました。

韓国は犬肉食に関しては最も深刻な地域です。 毎年約500万匹の犬が食べられており、 そのほとんどは農場からくるいわゆる「肉犬」です。

ドキュメンタリー映画「Eating Happiness」撮影のために玄陵は地元の犬肉農場を調査するため韓国を訪れました。  「肉犬」の実態は、 生まれた瞬間から屠殺されるその時まで、 鉄の檻から外に出ることはなく、 新鮮な空気を吸うことすらありません。  それに対して、 農場で飼育される鶏は自由に外を歩き回り、 「家禽」と「檻の中の犬」の対照的な光景です。 

農場の犬が毎日食べているものは、 レストランに1週間も放置されていた残飯を無料で回収してきたものです。 犬肉農場全体はその残飯の放つ悪臭と犬の糞尿臭につつまれており、 ほとんどの人はその場に5分といられません。 

韓国は犬肉に関して最も深く研究している国です。 犬肉を食べるだけではなく、 犬の毛皮、 脂、 内臓、 骨 全てを利用して革製品、 蒸留酒、 スキンケア製品など様々な製品を作っています。

韓国の犬肉問題は常に、国際社会から批判されてきました。 1988年、ソウルでオリンピックが開催されました。 政府は全ての犬肉レストランに早急に郊外に移転するよう命じました。 「犬肉スープ」は「栄養スープ」と改名され、 外の人にはわからないようにしました。 しかし、 オリンピック後すぐに犬肉産業は市内中心部で復活しました。