【香港焦点】 高額な医療費を理由に愛犬の手術を拒否

犬を飼うということは、その生涯にわたって責任があるということです。 愛犬が病気の時に躊躇することなく高額な医療費を支払えますか? 香港で最も緑豊かな地区である大埔(タイポ)に暮らすある犬は、生殖器官の腫れた組織を取り除く手術が必要だと獣医師から言われたにもかかわらず、その手術費用が高額であるために飼い主は手術を拒否し、結果的に愛犬を苦しめることになりました。

この犬を心配した近所の人々は、ボランティアに助けを求めましたが、残念ながら飼い主は受け入れませんでした。 犬は同じ場所に10年も住んでおり、定期的にご飯をもらっていますが、ほとんど外の鎖につながれたままです。 近所の人たちは、犬が手術を受けられるように飼い主を説得し続けています。 それでも飼い主の考えが変わらない場合は、SPCA(動物虐待防止協会)に助けを求める可能性もあります。

動物虐待防止条例は、動物を不必要に苦しめる行為や、それを許す行為を禁じていて違反した場合には、罰金200,000香港ドルと懲役3年の即決判決に処すこととなっています。

出典:http://www.hkanimalpost.com/2021/06/14/06141-2/

写真:香港アニマルポスト