【日本焦点】動物福祉の推進に関する質問主意書

 衆議院議員の牧義夫(Maki Yoshio)議員が「動物福祉の推進に関する質問主意書」を衆議院に提出しました。

 今国会、衆参では約270の質問主意書が国会議員によって提出されましたが、動物福祉・動物愛護についての質問主意書は初となります。

 この質問主意書では、英国やスウェーデン、台湾などの先進事例をもとに、日本においても動物福祉の推進や初等教育での動物福祉教育の導入など国際的な潮流に併せた政策推進が必要ではないか、としています。

 さらに、昨年12月3日、超党派「動物福祉(アニマルウェルフェア)を考える議員連盟」が加藤官房長官に面会し「犬猫肉食用禁止国際条約の推進を求める要望書」を提出した件について、その後の政府の対応を質問しています。

 この質問主意書に対する政府の答弁書は18日(金)の閣議決定を経て公表予定です。

 世界愛犬連盟は動物福祉に傾注する議員らと連携を図り「犬猫肉禁止国際条約」の実現に向けて活動してまいります。

URL:

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/204167.htm

<質問主意書とは(抜粋)>

国会議員は、内閣に対し文書で質問することができます。議員は、質問内容を分かりやすくまとめた質問主意書を作り、議長に提出して承認を得る必要があります(国会法第74条)。

 議長の承認を受けた質問主意書は、内閣に転送され、内閣は質問主意書を受け取った日から7日以内に答弁しなければなりません。(国会法第75条)。

 内閣からの答弁は、原則として文書をもってなされ、これを「答弁書」と言います。答弁書は、各府省等で案文を作成し、内閣法制局の審査を経て閣議決定された後、議長に提出されます。

出典:https://www.sangiin.go.jp/japanese/aramashi/keyword/situmon.html