【日本焦点】全閣僚が出席して閣議決定された政府答弁書

 「動物福祉の推進に関する質問主意書」に対する答弁書が6月18日閣議決定されました。

 今国会の質問主意書は、衆議院236、参議院132の合計368。動物福祉に関するテーマは、超党派動物福祉議連で副会長を務める牧義夫議員の「動物福祉の推進に関する質問主意書」のみでした。 唯一の動物福祉に関する質問主意書は、動物愛護や動物福祉に携わる多くの関係者から注目を浴びました。

 政府答弁書で注目されたのは3点。

 日本国が諸外国で進む動物福祉政策についてどう考えるか、との問いに対しては、動物愛護法で「動物が命あるものであることにかんがみ」と定義されているものの、動物福祉の定義については言及を避けました。

 日本国が諸外国で進む動物福祉政策についてどう考えるか、との問いに対しては、動物愛護法で「動物が命あるものであることにかんがみ」と定義されているものの、動物福祉の定義については言及を避けました。

 昨年12月3日、超党派動物福祉議連の有志議員34名が署名して首相官邸で提出した「犬猫肉食用禁止国際条約」要望書については、政府見解として初めてその要望書の存在を認めたものの、現時点においては検討していないとの答弁になりました。

 諸外国に遅れること数年、日本において動物福祉の議論がやっと始まっています。

 日本国としては動物福祉の定義に及び腰の感が否めない答弁ではありましたが、「犬猫肉食用禁止国際条約」の存在を公式に認めるなど、わずかながら前進しつつあります。

 世界愛犬連盟は志を共有する議員と連携して動物福祉の向上と国際条約の締結に向けた取り組みを行ってまいります。

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/204167.htm

写真:東京港区のスウェーデン大使館(スウェーデンは2019年に改正動物保護法で「良好な動物福祉及び動物の尊重の推進」と動物福祉を法律に明記した。)