日本の動物愛護 II

第203回国会(臨時会)が、10月26日に召集されました。会期は12月5日までの41日間です

菅義偉(すがよしひで)内閣総理大臣による初めての所信表明演説が行われ、「菅カラー」を前面に押し出す内容となりました。

新型コロナウイルス対策と経済の両立、携帯電話料金引き下げ、デジタル庁創設、そして、不妊治療保険適用などの看板政策がスピード感をもって結果を出せるか注目されています。

動物愛護政策については、再来週に開催予定の環境委員会で小泉進次郎環境大臣が所信表明をする見込みです。動物愛護政策については、これまでも所信表明の中に慣例として盛り込まれてきていますが、今回は世界愛犬連盟が世界的に推進している「道徳としての動物福祉」の観点が取り入れられるか、こちらも注目されます。

今国会、環境省が提出予定の法案には動物愛護関連はないとみられていますが、世界愛犬連盟は引き続き犬猫肉食用禁止の法制化と国際条約化へ向けた取り組みを展開していきます。

同様に、超党派の議員連盟においても志を同じくする議員と連携しながら、世界愛犬連盟が世界各国で推進している状況を多くの議員にお伝えしていきます。

衆議院議員の任期が来年10月に迫る中、衆議院の解散・総選挙を見据えた与野党の論戦が展開されます。

写真・国会議事堂(オリジナル)