【中国焦点】伴侶動物生命教育センター立ち上げ

2021年6月6日、中国初の伴侶動物生命教育センターの立ち上げ式が上海で行われました。 このプロジェクトは、緑友会の伴侶動物ワーキンググループの主催によるもので、緑友会副事務総長の 肖青(シャオ チン)氏がスピーチを行いました。

趙皖平 人民代表も会議に出席し、 

  「動物虐待を禁止する法律の制定を急ぐべきです。 法的根拠こそが動物虐待を効果的に抑制する方法です。 動物に優しくすることは、中国の社会文明の進歩の兆候であるだけではなく、世界中の人々へのメッセージでもあります。 国際世論に直接影響を与え、わが国の活性化をはかります。 国の立法に先立ち、 伴侶動物生命教育センター立ち上げプロジェクトには、もう少し時間がかかりますが、国民による推進は特に重要です。」と述べました。

緑友会の伴侶動物ワーキンググループは3年をめどに全国に100か所の伴侶動物生命教育センターを共同建設する予定です。 野良動物のための手頃な価格の病院の設立、 人々と犬の融合、 生命科学教育と社会的責任としての研修や第一線における動物レスキューの実施、 グローバルな養子縁組ネットワークや国内の援助ステーションへの食糧寄付ネットワークの確立など伴侶動物に関する活動のシステム化を図ります。

著者メモ: 盛大な立ち上げ式は人々やメディアの注目を集めました。 伴侶動物保護は、今日の中国で最もホットな話題です。 世界愛犬連盟は長年中国で活動してきました。 創設者の玄陵はこの盛大な様子を目にし、心から喜びました。 玄陵は中国の伴侶動物の保護のためにあらゆる英雄たちと手を取り合うことを望んでいます。

6月5日、河南省鄭州市で不幸な溺死事件が起きました。 ババオという名のゴールデンレトリバーの飼い主を含む3人が溺死しました。 ババオは現場から離れることを拒否し、誰も寄せ付けませんでした。 一昼夜、悲しみで泣き続けたババオの目は真っ赤でした。 ボランティアが現場に持ち込んだ故人の洋服の匂いで落ち着かせ、ババオをようやく救助することができました。 (出典:北京ヘッドライン)

著者メモ: この中国版「忠犬ハチ公」は、人間に対する犬の愛情と忠誠心を示しました。 それに対して人々はどう応えたでしょうか? 隔たりを捨て、犬が人々に貢献する生き方に敬意を払いました。 「人間社会を変え、犬猫を救おう」 動物達の声になろう!