WDAのイギリスにおける取組成果レビュー

2016年2月9日、世界愛犬連盟(WDA)は、イギリス最大手の広報会社を通じて、国会請願を開始しました。4月7日、請願書は1万人の署名を獲得し、政府が対応するための基準に達しました。8月1日、イギリス国民から10万人の署名が集まり、議会での審議の基準に達しました。国会請願は6ヶ月間しか有効ではありませんが、わずか5ヶ月でその基準を満たすことができました。同期間に400件以上の請願があったものの、期限までに10万人の署名を集められたのはわずか5件だけでした。統計によると、WDAの請願書はイギリス国内で400万人にシェアされ、10万回以上リツイートされたそうです。

8月8日には、102,131人のイギリス国民がこの請願を支持する署名をしました。この反響を受け、イギリス議会は9月12日に討論会を開き、韓国当局に圧力をかけるようイギリス政府を支持する動議を可決しました。結局、韓国政府は国内最大の犬肉市場である「モラン犬肉市場」を閉鎖することになりました。討論会では、スコットランド国民党の元議員ポール・モナハン氏が、市場閉鎖の動議に賛成する発言をしました。彼は、世界愛犬連盟がアジアにおける犬の食用の残酷さについて重要な情報を提供したこと、そして、そのことだけでも、動物保護に対するイギリスの影響力を示しているという事を強調しました。