猫の密輸トラック摘発

10月1日、高速道路で犬や猫、少数の野生動物とさらに、2級保護動物である鷲を満載した違法な大型トラックが摘発されました。

ボランティア達の通報により、積まれていた犬や猫は出所不明で、動物防疫法に違反する検疫証明のない、盗まれたものである疑いがあるとして、車両は一時的に押収されました。

地元の警察機関により調査が行われ、生存していた犬や猫は地元の動物保護団体に引き取られ、新しい飼い主へと譲渡されています。

情報筋によると、車両はユーリンに向かっていたとみられ、そこでは、動物は食用肉に加工され、主に猫はウサギ肉として販売されるとのことです。

著者メモ:

動物保護活動家として、このようなニュースを見る度に胸が傷みます。国を挙げての祭典の日に、私達の伴侶動物であり、家族の一員である動物達が、気温が40度もある高速道路上で、日光を遮るものも無く、過密状態で檻に詰め込まれたまま運ばれた挙句、待っているのは肉屋の包丁と煮えたぎる釜です。犬肉産業は、社会にあまりにも多くの不安定要素を作り出しています。

世界愛犬連盟は、犬猫の食用を禁止する法律を制定することで、初めて問題の根本的な解決が可能になると考え、常にその考えを貫いています。

また、ボランティアの方々には、分別と自制心を持ち、法律の範囲内で合理的な手段を用いて伴侶動物の保護と救済を求めています。