台湾焦点 – 市長候補が動物保護団体にアドバイスを求める

台北市長候補の蔣萬安は、動物保護団体に提案を求め、動物保護政策を構築しています。
写真左:息子と一緒に Mad Cat Festival に参加した蔣萬安氏 写真右:蔣萬安氏。蔣萬安 氏は、2016年の世界愛犬日の大会に出席し、ゴールデンドッグ賞の主賓を務めました。

世界一の都市と呼ばれる台北市の市長選挙は、各政党にとって避けては通れない選挙です。そのため、今年の候補者は動物保護政策に無頓着とういうわけにはいきません。

2022年5月25日、国民党は蔣萬安氏を台北市長候補として正式に指名し、早速動物保護団体から提案を募るキャンペーンを開始しました。蒋氏はかつて動物保護問題に熱心で、2016年に世界愛犬連盟が台北で開催した世界愛犬日の大会に来賓として出席し、「ゴールデンドッグ賞」を受賞しています。

また、台北の地下鉄が日本の新型ペット車両を模して、ペットをケージに閉じ込めなくても乗れるようにしたいとも考えている。

2016年の「世界愛犬日」で対面する蔣萬安氏(右)と世界愛犬連盟の創設者である玄陵氏(左)。

動物保護のモデル都市を自負する台北市は、動物保護団体から常に期待されており、今回の市長候補者協議では、各団体から3~4案が出される中、世界愛犬連盟は1案のみを提出しました。それぞれの内容は、家畜にやさしい水産物の普及や生きた鶏の取引制度の廃止、「動物保護局」の設置、公共シェルターの見直し、動物園の改造、動物保護教育を基本とする学校の設置など、多岐に渡りました。

世界愛犬連盟が提案しているのは、安価で質の高い治療を提供する自治体の動物病院を設立することです。この提案は、台湾経済研究院が行った調査に基づくもので、台湾ではペットの医療費がペットフード代に次いで高く、特に緊急時や重い慢性疾患の場合、飼い主への長期的な負担が大きく、治療を怠ることが判明しました。

種を超えて対応できる非営利の病院で優れた専門医が揃えれば、多くの飼い主のニーズに応え、病気や高齢の動物が捨てられるという問題を間接的に減らすことができるのは間違いないでしょう。

こんな動物病院があったら、嬉しいと思いませんか? 市長候補の動物保護政策になるかどうか、楽しみです。