中国焦点—大学内の動物愛護

福建省南平市にある武夷学院の学生が、学内の野良犬たちが警備員に虐待されて殺され、そのうちの1匹が学内の管理人に売られていたことをインターネット上で明らかにしました。目撃者によると、その犬は熱湯により毛を抜かれており、管理人が食べた疑いがあるとしています。

5月28日、武夷学院の野良動物保護グループは、この事件について学校に報告し、全体的な調査を求めました。

翌日には、武夷学院から迅速な回答があり、調査によると、競技が行われている最中に、数匹の野良犬がグランドに飛び込み、競技の邪魔をしたことにより、警備員が3匹の犬を殺し、管理人がそのうちの1匹を食べたと思われとし、大学側は、その警備員と管理人との縁を切ることにしました。関係者は全員、厳しい非難を浴びました。

著者メモ:

野良犬猫は全国のキャンパスで普通に見かけるものであり、そのほとんどが学生や先生と仲良く暮らしています。この事件は、動物愛護教育の重要性を示しています。

このケースでは、野良動物保護団体が勇気を持って声を上げ、かわいそうな動物たちのために正義を貫きました。

武夷学院は迅速に対応し、世間の怒りが大きくなる前に具体的な行動を起こしました。同大学はまた、キャンパス内の野良動物の権利向上と、全職員に対して動物に優しい教育を行うことを約束しました。約束が果たされ、調和のとれた美しいキャンパスへの期待が高まります。